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2009年2月

鍬渓温泉 兵庫県小野市

温泉好きなら一度は行くべしと噂の鍬渓温泉に行ってきました。奈良の温泉を中心に感想を書いてきましたが、ぼちぼち他府県にも及んでいきます。

鍬渓温泉は兵庫県小野市にある温泉で、近くには白雲郷温泉ゆぴかもあります。

源泉100%の温泉でとても個性的な温泉。毎回たぶん・・で申し訳ないのだけれど、ミネラルたっぷりの塩化物泉だと思う。基本は塩味とほのかな甘み。苦味系の出汁っぽい味もしたので、もしかしたら重曹も入ってるかもしれない。塩化物泉と土類泉の個性を混ぜ合わせたような香りで、温泉に入っている実感を増幅してくれる。関西の温泉ではなかなか匂い立つ個性を発揮している。

なんせ、建物の見てくれからしても個性的!!だってプレハブ。結構有名になっている温泉なのに飾らない心意気がすばらしい!骨の髄からズキュンとやられた。そこに地元の人を中心に結構な人数が集い、飲んだり食べたり浸かったりしゃべったり、なかなか楽しい空間である。(年齢層は高め?)

お湯は、入浴感がとてもよく、肌にガツンとくる感じが本当に良い。(染み込んでくる感じがする。)湯上がりのポカポカ感もこの上なく良い。入浴後も肌のしっとり感が長続きするところも好感度アップだ。浴槽には源泉の蛇口と水の蛇口があり、自由に温度や濃度を変えられるようになっている。地元の人の話によると、子供が入浴するときは水で少しうめるのだそうだ。

なんせ、お湯の良さと素朴さが売りだと思う。何より感じたのは地域密着がたの温泉であり、そもそも裸のおつきあい、地域のコミュニケーションの場が息づいているのだと、懐古的ではあるかもしれないが、とてもうれしく思った。

男湯ではお父さん世代のおやじとおじいちゃんが、総理の「郵政民営化に賛成じゃなかった」発言や、年金への愚痴、国会の予算や、福祉の話し、正に湯船に国会が、永田町が浮かんでいた。女湯からは、成人式があるのに何で還暦式がないのだろうという会話がきこえてきた。・・・結論「式がないなら、自分たちで記念写真を撮影しよう。○△ちゃん一緒に写真とろう」だそうだ(齢60前の女の友情?)。

飾らないこの温泉だからこそできうる会話であり、このご時世失われつつある、人情の温かさを肌で感じることができる、とても素晴らしい温泉であると感動した。そんなほんわか雰囲気の中、湯上がりにはプレハブ食堂でみんなのんびり楽しそう。(ビール飲みたい・・!)

僕は初めての入湯にもかかわらず、みんな話しかけて来てくれる。瞬時にして鍬渓ファミリーの仲間入りを許された。めっちゃうれしい。しかも、色んな情報を教えてくれる。この温泉は週の半分は休んでおり、月火水はお休みで、その他の曜日が開館日。そして、お休み明けの木曜日はお湯が最強に濃いとのこと。日曜に向けて少しずつ薄まっていくのだそうだ。

効能は皮膚病によいらしく、話をしたおっちゃんによると、アトピーにすごい効果を発揮するようで、おっちゃんの息子のアトピーがかなり良くなったとのこと。週に1日は必ずつれて通うのだそうだ。

鍬谷温泉は本当に一度は行った方がよい温泉だと思った。はやりすぎてこぎれいにならなければよいのに・・・と不謹慎なことを思うほどに愛着がわいてしまった。また来ようと思う。

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